グループディスカッションでは何が見られているか?

読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。





就職活動をしている頃、「グループワーク」や「グループディスカッション」といった採用試験を経験しました。「こりゃいける!」と思った面接であっけなく落ちたり、「あー全然ダメだった」という面接で通ったり、普通の面接に比べてさっぱり何を見られているのか分からなかった記憶があります。





企業の好みというのも大きいので一概には言えませんが、今自分が採用側に立ったらこういうところを見るだろうなぁというのはあります。





やはり、就職活動のグループワークやグループディスカッションでリーダーなどを率先して引き受ける人は仕事をしているときもそういう傾向があります。ずっと黙ってる人は仕事でもずっと黙っています。グループディスカッションでの姿勢は、仕事をしているときもその人はそういう姿勢である、と認識されてるのではないでしょうか。





SEはとてもミーティングが多いです。そしてそこでうまくディスカッションをハンドリングできるかどうかはプロジェクトの成否に大きく影響します。





前述したように人によって好みはありますが、下記のような態度はほとんどの場合マイナスだと思うし、実際に仕事をやっていても見かけることが多いので注意が必要だと思います。





・喋っていることは長いけど結局ディスカッションが前に進まない(他の人の台詞をなぞるだけとか)


・他の人が対立意見を示すと露骨に嫌な顔をする


・もう時間がないのに全部をひっくり返そうとする





あとは、「会社の好み」というのも重要な要素ですね。ものの本には、グループディスカッションでは必ずしもリーダー役を買って出る人間がプラスになるわけではなく、自分のポジションをみつけそこで貢献するのが良い、ということが書いてあるものもあります。





しかし、会社によっては最初の時点でリーダー役に立候補しないような人は最初からマイナス1点というところもあるでしょう。そういうところは、多少空回りしても積極的な社員を歓迎する社風なのでしょう。